スペインの首都マドリードの空港で、国内線の旅客機が離陸に失敗して滑走路脇に突っ込み、地元当局によりますと、この事故で、少なくとも21人が死亡し、40人がけがをしたということです。
事故が起きたのは、マドリード北東部にあるバラハス国際空港で、日本時間の20日午後10時ごろ、大西洋のカナリア諸島に向かっていたスパンエアーの国内 便の旅客機で、マクダネル・ダグラス社のMD82型機が離陸に失敗し、滑走路脇に突っ込んだということです。地元のメディアは、この旅客機には、乗客乗員 およそ160人が乗っていたと伝えており、地元当局によりますと、この事故で、少なくとも21人が死亡し、40人がけがをしたということです。乗客の現地 からの映像では、ヘリコプターが上空から消火活動に当たっているほか、救急車などが事故現場に到着して救出活動を行っていますが、詳しい状況はわかってお らず、死傷者は今後、増える可能性も出ています。また、機体の状況は詳しく確認できませんが、「機体は2つに割れた」と伝えている地元紙もあります。一 方、マドリードにある日本大使館では、事故を起こした旅客機に日本人が乗っていたかどうか確認を急いでいます。
世間ではオリンピックの選手たちの素晴らしい競技に目が向けられているさなか、スペインで航空機事故が起こりました。日本人が乗っていたという詳しい情報はまだ発表されていませんが、大事故になってしまったのは非常に残念な出来事です。
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