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映画の新しい才能と育成をテーマに、未発掘のインディペンデント映画の面白さを伝えてきた、映画監督の登竜門とも言うべき「ぴあフィルムフェスティバル(PFF)」。今年で記念すべき30回を迎える同映画祭が、7月19日(土)より一週間にわたって開催される。 目玉となる自主製作映画のコンペティション「PFFアワード」からは、現在ヒット公開中の『アフタースクール』の内田けんじや『ぐるりのこと。』の橋口亮輔など、日本映画界を背負って立つ数多くの監督が輩出されてきた。このコンペティションでグランプリなどの賞を受賞した監督の劇場映画製作を援助する 「PFFスカラシップ」の第17回目作品、熊坂出監督『パーク アンド ラブホテル』が本年度のベルリン国際映画祭で最優秀新人作品賞に輝いたことは記憶に新しい。また、昨年度のグランプリを受賞した石井裕也監督の『剥き出し にっぽん』が「香港映画祭」会期中に行われるAFA(アジア・フィルム・アワード)で、第1回「エドワード・ヤン記念」アジア新人監督大賞を受賞するとい う快挙も報じられている。今年も残った力作15本の中から、日本映画界を担う監督が輩出されるのか? 未来の巨匠たちの誕生を期待したいところ。 また、毎年豪華な映画人が揃うPFFアワード審査員の顔ぶれにも注目。今年は、『男たちの大和/YAMATO』などで知られる佐藤純彌やカリスマ的人気を誇る石井聰亙。そして俳優としての活躍もめざましい「SMAP」香取慎吾を含む5名の映画人が待ち構える。 さらに、招待作品部門では、「ダグラス・サーク特集〜かなしみのハッピーエンディング〜」と題し、J・L・ゴダール、フランソワ・オゾンら世界の鬼才が敬 愛してやまないドイツのメロドラマの巨匠、ダグラス・サークのハリウッドでの代表作を中心にした貴重な11作品を一挙上映。このほか、『カッコーの巣の上で』、『アマデウス』など数々の名作を手がけてきたミロス・フォアマンが故郷・チェコで製作した初期作品4本、『東京タワー オカンとボクと、時々、オト ン』の監督・松岡錠司の原点とも言うべきPFF入選作『三月』('81)がデジタル技術によりスクリーンで上映されるなど、映画ファンにとってはたまらな いラインナップとなっている。この機会に3連休を利用して、どっぷりと映画に浸ってみるのもいいかも? 今年も映画祭の夏が近づいてきました。今日はもう真夏というような気温と熱気、そして梅雨がまだ明けぬ、ジトジトした空気でしたね。しかしこんな気分も爽快にしてしまう感動作品がたくさん出品されそうで、映画に大変期待です。 映画のニュース・NEWS