日本の自動車メーカー8社が8月に国内で生産した自動車の台数は、アメリカの景気低迷などで、生産の伸びをけん引してきた輸出が減少したため、去年の同じ月を11%余り下回りました。
日本の乗用車メーカー8社の発表によりますと、8月に国内で生産された自動車の台数は72万7400台と、去年の同じ月を11%余り下回りました。これ は、国内販売の不振が続く一方で、ことし7月には20%以上増加した輸出が、アメリカやヨーロッパの景気低迷で3%の減少に転じたことなどによるもので す。また、海外での生産台数も、アメリカやヨーロッパで減産を迫られるところが多く、去年より10%余り減りました。アメリカの金融危機をきっかけに世界 的に景気の先行きに対する不安が広がっており、自動車の生産や販売は今後も厳しい状況が続きそうです。
アメリカの金融の危機的状況から、21世紀の世界大恐慌を示唆する声もあがっていますが、実際に日本の経済にも影響が出始めたようです。世界的な経済の恐慌が訪れるとすれば、日本にとっても深刻な状況になることは必死です。
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