日本サッカー協会のアドバイザーに就任した前日本代表監督のイビチャ・オシム氏(67)が4日、昨年11月に脳梗塞(こうそく)で倒れた後、初めて記者会見した。「向こう側の世界まで行って戻ってきた」などと冗談まじりに切り出すと、「病床ではさまざまな激励を頂いたが、今度は私がみなさんに『頑張れ』という番」などと日本サッカー界への熱い思いを語った。
スーツ姿のオシム氏は、つえに頼らずに歩くなど、順調な回復ぶりを示した。機知に富んだ独特の語り口も健在で、「私がやり始めた仕事は完成していない。その思いが、復帰を後押しした。病気で仕事は続けられなくなったが、今後は別の形で貢献したい」と語った。監督業復帰については「ベンチに座りたい気持ちはある。もちろん、ベンチで死にたくない気持ちも」とかわした。
オシム氏は今後、欧州に生活拠点を置きながら、指導者や若手選手の育成、海外情報収集などに携わる。まだリハビリ途上だが、「サッカーを見ることが、私にとって生活復帰の手始め」と強調。さっそく7日開幕の欧州選手権を視察する。
日本サッカー協会
オシム氏が会見しましたね。
相変わらず独特の言い回しで、大事なところははぐらかす感じでした。
岡田ジャパンはどうなることでしょうか?
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