日本対バーレーン戦は日本が3-2で辛くも勝利しました。一時3-0の圧勝ムードだった日本は、守備の乱れから1点を返され、さらにキーパーへとパスしたボールが自陣ゴールへと流れるオウンゴールで3-2と勢いは完全にバーレーンとなる場面も。多くの課題が浮き彫りにされましたが、結果は敵地アウェーで勝ち点3を獲得し、10月のホームでウズベキスタン戦を備える形となりました。
前半戦は非常に良い調子でゲームは展開し、中村俊輔のフリーキック直接ゴールと、流れは良かったものの、後半の暑さの中の苦しい戦いでの連携ミスからの2失点は、対照的な場面でした。もちろん勝ち点3をとった結果は良かったと思いますが、W杯最終予選の怖さが顕著に表れた結果でした。
岡田JAPANの今後の修正点としては、やはりフォワードの決定力と守備の連携でしょう。もう2点を取れた場面もあり、ミッドフィルダーのゴールではなくきちんと前線に位置するフォワードが得点するべきシーンも多くありました。守備では、逆サイドへのマークの付き方と後半での厳しい時間での集中力、そしてミスをなくすための徹底的なケース処理でしょう。ケース処理では、例えば、ライン際のクリア処理など、タッチラインを割ってでも必ずクリアと徹底するのか、前線へのあがりを待って、ロングボールか、またはボールキープか。迷うことなく選手たちが一致した考えでプレーしていかなければならないでしょう。
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