東大阪市の中小企業などが共同で開発を進めてきた小型の人工衛星「まいど1号」が完成し、打ち上げに向けた確認試験を行うため、26日に茨城県つくば市にある筑波宇宙センターに運ばれることになりました。
「まいど1号」は、雷から発生する電磁波を観測するための小型の人工衛星で、東大阪市の中小企業9社と3つの大学が6年前から共同で開発に取り組んできま した。衛星は、縦横、高さが50センチ、重さが50キロで、このほど心臓部に当たるセンサーの取り付けが終わり、完成しました。そして、26日に茨城県つ くば市にある宇宙航空研究開発機構の筑波宇宙センターに運ばれ、性能を確かめる試験が行われることになりました。「まいど1号」は、来年2月末までに鹿児 島県にある種子島宇宙センターからH2Aロケットで打ち上げられる予定です。開発に当たった東大阪宇宙開発協同組合の棚橋秀行専務理事は「まだ打ち上げの 日程は決まっていませんが、最終チェックに向かうということで、ワクワク、ドキドキしています。打ち上げは支援してくれたたくさんの人と見守ることにして いますが、そのときが待ち遠しいです」と話しています。
中小企業が共同で開発したこの小型人工衛星は、人々の夢の詰まった衛星ですね。JAXAでのテストを無事に乗り切り、宇宙へと打ちあがるのを期待してやみません。
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