NECエレクトロニクスとエルピーダメモリは20日、液晶パネルなどに使う駆動用ICの共同出資会社を設立すると発表した。NECエレクトロニクスが年内に同ICを開 発・販売する部門を分社し、エルピーダが2割程度出資する。新会社は生産効率の高いエルピーダの工場に製造を委託し、事業収益の改善を目指す。
両社は9月末までに資本金の規模など新会社の詳細を詰め、正式契約する。エルピーダの主力製品である半導体メモリー、DRAMの技術を応用し、駆動用ICチップの小型化などを進める。液晶パネルのほかプラズマパネルの同ICも手がけ、売上高は年間800億円程度を見込む。
生産は直径300ミリの大型シリコンウエハーを材料に使うエルピーダの広島工場(広島県東広島市)に委託する。
エルピーダの生産性の高い技術力との融合でNECエレクトロニクスが変革していくのは時間の問題ですね。
これからも消費者にとって、技術力の高い、高品質な製品を家庭に届けて欲しいです。
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