26日夕方、長崎空港を離陸した小型機が近くの海に墜落し、1人が意識不明の重体、2人が軽いけがをしました。
26日午後5時20分ごろ、長崎空港で小型のプロペラ機が離陸したあと、すぐに滑走路右側の海に墜落しました。小型機に乗っていた3人は救助されました が、このうち原口賢介さん(54)が意識不明の重体で、病院の集中治療室で手当てを受けています。また、機長の古賀悦郎さん(59)と、諸隈勤さん (65)も病院で手当てを受けていますが、いずれも軽傷だということです。午後8時半から会見を開いた国土交通省の長崎空港事務所によりますと、小型機の パイロットは離陸してから1分ほどたったあと、管制官に対して「一度着陸したい」と連絡したということです。連絡を受けた管制官が小型機を見たところ、上 空100メートルから150メートルのところで右に旋回しているのが見え、その後、ひらがなの「の」の字を書くような形で旋回しながら高度を下げ、海に墜 落したということです。また、目撃した管制官によりますと、墜落前に機体の下の部分から炎と煙が出ていたということです。事故を起こした小型機は、佐賀空 港から長崎空港に到着し、再び佐賀空港に戻る予定でした。国土交通省の航空・鉄道事故調査委員会は、27日、調査官を現地に派遣して事故の原因を調べるこ とにしています。
小型機にいったいどのようなトラブルがあったのかはこれから解明されていくでしょうが、航空機の事故は飛行中のトラブルは非常に恐いものとなります。事故の原因が早くつきとめられることが望まれます。
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