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太平洋上の高気圧の影響で、12日は全国的に厳しい暑さとなり、浜松市で37・3度と、今年の最高気温を記録した。全国の自治体などを通じて調べたところ、熱中症のため病院に運ばれた人は少なくとも266人に上った。
この日、35度を超す「猛暑日」となったのは、甲府市(36・1度)、埼玉県熊谷市(35・8度)、東京都練馬区(35・7度)など。
この暑さで、埼玉県で32人、千葉県で28人が熱中症で搬送された。東京都では32人が搬送され、北区内の路上に倒れていた男性(66)が重体。
また、東京都内では局地的に激しい雷雨も発生、世田谷区で1時間に11・5ミリの強い雨を記録した。大田区では午後3時20分ごろ、電柱への落雷が原因で 電線が焼け、約2700世帯が一時停電したほか、全国高校野球の東東京大会が行われていた都営駒沢球場(世田谷区)では、落雷対策のため、第2試合の途中 から金属バットを木製に替える措置を取った。
突風による被害も相次ぎ、江東区青海の19階建てビルでは、午後3時35分ごろ、外壁修理用のゴンドラが突風にあおられてワイヤがビルの照明器具に絡みつ き、作業員2人を乗せたまま約40メートルの高さで宙づりとなった。約1時間半後に救出され、けがはなかった。渋谷区広尾の日赤医療センターでは、午後3 時20分ごろ、建て替え工事に使われていたクレーン車のアーム部分(約80メートル)が突風で倒れてトラックにぶつかり、トラックの運転席の男性(49) が軽傷を負った。
気象庁は、厳しい暑さと大気が不安定な状態は13日も続くとして、注意を呼びかけている。

本日は突然、嵐のような雷雨に見舞われる夕立がありました。これは気象的にはまだ梅雨ということで、天気が不安定な状態だったからでしょうが、この猛暑で気分を悪くする人が多数いました。7月に入ってからも数日はそんなに暑くない日々が続きましたが、もうすでに夏真っ盛りといってよい気候になりましたね。みなさんも熱中症等には注意してください。
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8日午後9時ごろ、岐阜県美濃加茂市県立多治見病院の職員三品清さん(52)の家族から、「夫が釣りに出かけたまま帰ってこない」と県警関署に届け出があった。
同署は約2時間半後、同県郡上市内ヶ谷の林道で、三品さんの乗用車を発見。林道下のがけから男性の声がしたため、中濃消防組合レスキュー隊が捜索したところ、道路から約70メートル下の密集した樹木に衣類が引っかかり、身動きが取れなくなっている三品さんを見つけた。
同隊は、三品さんを担架に固定してロープで引っ張り上げ、発見から約6時間後の9日午前5時20分ごろに救出した。三品さんは衰弱しているが、生命に別条はないという。
同消防組合は「木に衣類が引っかからなければ、がけ下まで落ちていた。助かったのは奇跡に近い」と驚いている。
三品さんは8日朝、一人で板取川に釣りに出かけ、車を降りた際、幅約2・5メートルの林道から誤って滑り落ちたらしい。

ほんとに助かってよかったですね。しかし奇跡と言うか、土地のせいというか、こんな映画みたいな出来事も起こるんですね。人生はツキがある人もいるということですね。
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鳥取県北栄町で、4歳の女の子が用水路に落ちて流され死亡しました。警察は女の子が遊んでいるうちに過って用水路に落ちたとみて当時の状況を調べています。
6日午後1時40分ごろ、鳥取県北栄町大谷の用水路に幼い女の子が落ちて流されたと近所の人から消防に通報がありました。用水路に流されたのは鳥取県琴浦 町美好の団体職員、田口孝志さん(50歳)の長女、佳奈ちゃん(4歳)で、消防や近所の人が捜索したところ、およそ20分後に200メートル下流で見つか り、すぐに病院に運ばれましたがまもなく死亡が確認されました。警察によりますと、佳奈ちゃんが落ちたのは、水田に水を送るための農業用の用水路で、幅は 8メートル、水深は1.5メートルほどだったということです。佳奈ちゃんは、家族といっしょに北栄町の親せきの家に遊びに来ていて、当時は7歳の兄と2人 で用水路の近くで遊んでいたということです。警察では遊んでいるうちに過って用水路に落ちたとみて当時の状況を調べています。

珍しくない事故でですが、道路財源について日々ささやかれる中、こうした事故などの起こりやすい場所などについて、改善工事にお金をさいていく国家であってもいいのではないだろうかと思います。
こんな悲しい事故がおきないような社会にしていきたいものです。
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千葉県犬吠埼沖の巻き網漁船「第58寿和(すわ)丸」(乗組員20人)の転覆事故で、数秒間隔の2度の横波を受けて船体が傾いたため、船底近くの船室で休憩していた乗組員が逃げ遅れた可能性が高いことが24日、福島海上保安部の調べでわかった。
福島海保などは同日、行方不明13人の捜索を続けたが、見つかっていない。死亡した4人はこの日、救助された3人らとともに僚船で福島県いわき市・小名浜港に帰港、遺族と対面した。
福島海保は24日、救出されたワイヤー長豊田吉昭さん(49)(青森県八戸市)、ともに甲板員の新田進さん(20)(いわき市)、大道孝行さん(37)(岩手県野田村)から、事故当時の状況について聴取した。
発表によると、別々の船室でベッドに横たわって仮眠するなどしていた3人は23日午後1時20分ごろ、船体が横波を受けて傾くのを感じ、その数秒後、再び同方向からの横波で船体が大きく傾斜したという。
危険を感じた3人は慌てて飛び出し、通路端の階段から甲板に駆け上がったが、3人とも「救命胴衣を着けている余裕がなかった」と説明している。
甲板上に出ると、船は右舷方向に傾き、3人はそのまま海に投げ出された。新田さんは、船体後方にロープでつながれていた作業艇が浮いているのを発見。自 力で乗り込むと、そばに漂っていた大道さん、豊田さんの手を取って船上に引き上げた。3人は、艇内に備え付けられていた工具でロープを切断して難を逃れた という。
福島海保は、傾き始めてから数十秒〜数分後に船体が転覆、最初の横波から沈没まで10分程度だったと分析している。

漁船の転覆事故、こんな出来事は予期できないでしょう。
犠牲者の方々のご冥福をお祈りいたします。
助かった3人の方も無事にもとの生活に戻られることを願っております。

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