奈良県大和郡山市の住宅で、この家に住む51歳の会社員が殺害された事件で、逮捕された17歳の長男は父親を殺害したことを認める一方で、動機については「言いたくない」と話していることがわかりました。
この事件は、27日午前3時半ごろ、奈良県大和郡山市に住む17歳の無職の少年が「父親を殺した」と警察に出頭し、自宅1階の居間で、少年の父親で51歳 の会社員が頭から血を流して死亡しているのが見つかったもので、警察は少年を殺人の疑いで逮捕しました。
父親の頭や首には切りつけられたり刺されたりした 複数の傷があり、寝ているところを襲われたとみられています。また、自宅の玄関からは長さ70センチの「おの」が、2階の少年の部屋からは刃渡り20セン チのサバイバルナイフが見つかっています。調べに対し、少年は「おので頭をたたいた。ナイフで首を刺した」と殺害を認めるとともに、2つの凶器については 「以前に自分で買った」と供述していることがわかりました。また、少年は「後悔している」と話す一方で、動機については「言いたくない」と話しているとい うことで、警察は犯行の詳しい状況や動機について調べています。
少年犯罪における生みの親の殺人事件は、悲しいことに今日までもたくさん起こっています。
動機に関して注目されるところですが、今の時代の犯罪が昔と比べて変化してきていることは目に見えて明らかです。どうかこういったことのない社会にしていきたいものです。
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