東京・秋葉原の無差別殺傷事件で、殺人未遂の現行犯で逮捕された静岡県裾野市、派遣社員、加藤智大(ともひろ)容疑者(25)とみられる人物が今年4月、 携帯電話サイトの掲示板に「歩行者天国にトラックで突っ込みたい」と書き込んでいたことが10日、分かった。容疑者は警視庁万世橋署捜査本部の調べ に、交差点にトラックで進入したとき「信号は赤だった」と供述。時速40キロ程度のスピードを出しており、捜査本部は加藤容疑者がサイト内で吐露していた “無差別殺人計画”を実現させるため、明確な殺意を抱いて犯行に及んだとみて裏付けを進めている。
司法解剖の結果、死亡した7人のうち、東京情報大2年の川口隆裕さん(19)▽東京電機大2年の藤野和倫さん(19)▽無職の中村勝彦さん(74)-の3人は、トラックにはねられ、即死状態だったことが分かった。
加藤容疑者は「信号は赤だった。人を何人かはね、(トラックを降りた後)お巡りさん(万世橋署の53歳の男性警部補)を刺したことまでは覚えている」と 新たに供述。捜査本部は、警部補のそばに落ちていたペティナイフを押収したが、加藤容疑者は「靴下に挟んでいた。逮捕されたときも、落としたことに気づか なかった」と説明、犯行途中から放心状態だったとみられる。
調理師の松井満さん(33)▽無職の小岩和弘さん(47)▽東京芸大4年の武藤舞さん(21)▽会社員の宮本直樹さん(31)-の4人はいずれも、腹部などを殺傷能力の高いダガーナイフで一突きされたことによる失血死だった。
過去の凶悪事件へリンク
人ごみの中の恐怖、これは防ぐことのできない凶悪犯罪でした。
どうしてこんなに簡単に人を殺すことができるのだろうか。
死刑がなくなれば良いとは簡単にはいえません。
殺された人たちの一生をこんな間単に終わらせてしまう世の中のままで良いはずがありません。
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