河瀬直美監督、長谷川京子主演の映画『七夜待』の“女だらけの”試写会が14日(火)、東京・台場のホテルグランパシフィック LE DAIVAで行われ、2人がそろって舞台挨拶に立った。
これまで故郷・奈良で作品を撮り続けてきた河瀬監督が、本作で舞台に選んだのはタイ。長谷川演じる30歳の女性がタイ古式マッサージに出合い、濃密な自然に包まれるなか見知らぬ人々と過ごす7日間を描く。
会場を埋め尽くしたのが女性ばかりとあって、河瀬監督は“舌好調”。長谷川を見つめながら、「これだけ美しいと、男性の監督は飾りをつけて撮りたくなる。でも、女性は気持ちが動かないと乗ってこないものなんです」と持論を展開した。
タイでの撮影は、衣装もほとんどが自前だったという。「京子ちゃんはずっとノーブラだったはず。人間って突き詰めた環境に身を置くと生々しくなるものだから……長谷川京子は、そんな状況にタイではまりこんだわけです」と話し、ニヤリと笑った。
一方の長谷川は出はなをくじかれ赤面。「あんなに胸元の開いた服、日本では着れません。タイの開放的な空間が、よけいなものを脱ぎ捨てさせたのでしょう ね」と弁解した。それでも、「直美さんと出会って、シンプルな生き方に気づかされた。20代後半はいろいろともがき苦しんだけれど、撮影を終えて1年…… 演じた彩子をリアルに感じられるようになった」と自信のほどをうかがわせた。
ファントム・フィルム配給で、11月1日(土)から東京・渋谷のシネマライズほかで全国公開。
タイでの撮影の話ですね。笑
今回の映画はいったいどのような仕上がりになっているのでしょうか?
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