12日午後4時25分ごろ、東京都大田区の羽田空港で、那覇行き日本航空925便ボーイング747-400型機(乗客乗員238人)が離陸しようと誘導路 を移動中、左主翼の先端が、やはり離陸のため別の誘導路で待機していた伊丹行き全日空33便ボーイング777-300型機(同378人)の尾部に接触し た。けが人はなかった。
国土交通省などによると、双方の航空機は南北に伸びるC滑走路の南側から離陸しようとしていた。全日空機は滑走路南端から100メートルほどの所にある垂直に交わる誘導路上で、機首を東に向けて待機。一方、日航機は西側の平行誘導路を北から南に移動していた。
両機とも接触には気付かず、そのまま相次いで離陸。ただ、全日空機のパイロットはこの際、「日航機がかなり近くを通過した」と感じたため、伊丹空港着陸後に点検したところ、機体尾部の下側にこすったような跡やわずかなへこみを確認し、国交省に通報した。
一方、同省の連絡を受けた日航機側も那覇空港に着陸後、機体を確認した結果、左主翼の末端にある左舷灯のカバーが破損しているのが見つかったという。
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航空機が接触するという事故はあまり聞いたことがありません。
一歩タイミングがずれていたら大変な惨事になっていたかもしれません。
事故に遭う確立が、一番低いと言われている飛行機でも、人が管理しているという事実はどの乗り物でも普遍ですね。
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