史上最多の204の国と地域が参加した北京オリンピックは24日夜閉会式が行われ、17日間の大会の幕を閉じました。閉会式で、日本の旗手は北島康介選手が務めました。
閉会式は、開会式の会場にもなった国家スタジアムで、日本時間の24日夜9時から始まりました。演出は、中国を代表する映画監督のチャン・イーモウ氏が開 会式に続いて担当し、中国の少数民族の多様な文化をテーマにしたショーなどが行われました。このあと各選手団の旗手が次々と入場し、日本の旗手は競泳の男 子平泳ぎで2種目2連覇を達成した北島康介選手が務めました。続いて選手たちが国や地域の枠を超え、入り交じるようにして入場し、陸上男子400メートル リレーで銅メダルに輝いた朝原宣治選手や末續慎吾選手も姿を見せ、ほかの選手たちといっしょに閉会式を楽しんでいました。そして、IOC=国際オリンピッ ク委員会のロゲ会長が「永遠に心に残る大会が終わろうとしています。4年後はロンドンに集まりましょう」と閉会を宣言し、オリンピックの旗が、北京市長か らロゲ会長を経て、次の2012年大会の開催都市、ロンドン市長に引き継がれました。会場では、スタジアムにともされていた聖火が静かに消され、17日間 の大会の幕を閉じました。
日本も17日間の競技を戦い抜きました。今回のオリンピックも様々なドラマが展開され、感動する素晴らしい祭典となりました。男子勢よりも女子勢の活躍はやはり目立ち、一丸となって発揮するチームワークの素晴らしさが光りました。今回の戦いも、4年後にくるロンドンオリンピックに向けて価値ある大会になったことでしょう。
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