プロ野球のセ・リーグ、優勝へのマジックナンバーを「2」としていた巨人は、10日夜、神宮球場で行われたヤクルト戦に勝ち、2位阪神が敗れたため、巨人の2年連続、32回目のリーグ優勝が決まりました。
優勝へのマジックナンバーを「2」とした巨人は、4回、阿部選手の24号ホームランで先制し、いったん同点に追いつかれましたが、5回に相手のワイルド ピッチ、6回には再び阿部選手のタイムリーツーベースヒットで1点ずつ追加して、3対1とリードを広げました。投げては、リーグ最多の16勝をあげている グライシンガー投手が、ヤクルト打線を9回ツーアウトまで4安打1点に抑え、最後はクルーン投手が締めて、巨人が3対1でヤクルトに勝ちました。そして、 2位阪神も横浜に4対3で敗れたため、巨人の2年連続32回目のリーグ優勝が決まりました。巨人は7月上旬の時点で、首位を独走していた阪神に13ゲーム 差をつけられていましたが、夏場以降、驚異的なペースで追い上げ、プロ野球史に残る大逆転でリーグ連覇を果たしました。セ・リーグでの2年連続のリーグ優 勝は、平成4年と5年と連覇したヤクルト以来で、巨人では藤田元司監督が率いた平成元年と2年以来です。巨人はこのあと、クライマックスシリーズの第2ス テージで、2位の阪神と3位の中日が対戦する第1ステージの勝者と日本シリーズの出場権をかけ対戦します。大逆転で2年連続のセ・リーグの優勝を決めた巨 人の原辰徳監督は「すごい選手たちです。最後まであきらめずに戦ってくれたメンバーが歴史を作り、伝説を作ったと思います。前半はタイガースに突き放され たが、1人もあきらめることなく戦うことができました。すばらしい2008年のペナントレースだったと思います。全員の勝利だったと思います。今はファン の皆さんと喜び合いたいです」と目に涙を浮かべながら話しました。
今回の後半戦の追い上げはすごかった巨人が勢いそのままに阪神を一気に指し切り、リーグ優勝を遂げました。原監督率いるナインの活躍は素晴らしい限りでした。しかし、リーグ優勝決定戦は終焉したものの、大きな目標とする日本シリーズ優勝をかけて、プレーオフのシーズンに突入します。そこでも勢いそのままに優勝することができるのか?見所です!
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