柔道の世界団体選手権が東京で開かれ、女子は北京オリンピック63キロ級金メダルの谷本歩実選手を擁する日本が優勝しました。一方、男子の日本は1回戦でブラジルに敗れ、3位決定戦でもロシアに敗れて5位に終わりました。
この大会は、5つの大陸から選ばれた男女それぞれ8チームが参加して団体の世界一を決めるもので、1試合7人で戦います。女子は、順当に勝ち進んだ日本が 決勝でフランスと対戦しました。日本は1勝1敗で迎えた3人目、52キロ級で北京オリンピック銅メダルの19歳、中村美里選手が開始直後に小内刈りを決め て一本勝ちを収めました。このあと、優勝のかかった5人目の谷本選手は引き分けに終わりましたが、次の6人目の選手が勝ち、日本が優勝しました。一方、男 子の日本は1回戦でブラジルに敗れ、3位決定戦でもロシアに敗れて5位に終わりました。北京オリンピック、100キロを超えるクラスで金メダルの石井慧選 手は出場しませんでした。
今年のオリンピックで見られた女子の活躍と勢いそのままに、世界選手権でも女子柔道の日本の力が発揮されました。しかし、男子は少し物足りない内容だったのではないでしょうか。ブラジルが1回戦と強豪が初戦にあたってきたものの、その実力は発揮されていないまま、敗戦という形になってしまったのではないかと感じました。
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