株式会社博報堂 DY メディアパートナーズは、地上デジタル放送開始前の2003年7月より、通算9回目となる「地上デジタル放送の浸透度に関する調査」を実施、2008年10月16日、調査結果を発表した。
それによると、地上デジタル放送対応テレビの所有率は、今回の調査で52.3%と5割を突破した。対前年度からの増加率をみると、2005年が5.9ポイ ント、2006年が8.7ポイント、昨年度が11.3ポイント、そして本年が17ポイントと、一段と地上デジタル放送対応テレビの所有に加速がついてきて いる。
また、地上デジタル放送対応テレビの内訳を見てみると、所有者(52.3%)のうち45.2%と、9割近くが地上デジタル放送受像をできる内臓型と答えている。
地上デジタル放送の視聴状況についてたずねたところ、「すでに視ている」と答えた回答者は、昨年から14ポイントアップし、43.8%と半数近くに達している。2005年調査以降毎年10ポイント以上の増加を示し、地上デジタル放送の視聴が高まっている。
過去5年間にわたる地上デジタル放送の言葉の認知や、特性認知状況の推移をみると、地上デジタル放送の認知についてはほとんどの人が認知している状況で、「地上デジタル放送」という言葉は普及・定着しているといえる。
また、「アナログ放送は2011年7月24日に完全終了」、「従来受像機では視聴できない」という特性認知についてもほとんどの人が認知しているようだ。
なお、ワンセグ放送対応携帯電話の所有は、2006年からの3年間で10倍以上増加し、36.5%と4割近くまで伸びている。さらにワンセグ携帯電話所有者の7割弱が、携帯電話でワンセグ放送を見ていることも分かった。
2011年には完全に放送が終了されるアナログ放送ですが、TVの歴史もまだ長くない世の中、もうすでに次世代へのテクノロジーの動きが活発化されてきたようですね。昔に夢見た未来都市の映像も、見られる日はだんだん近くなっているのではないでしょうか?
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