東京と埼玉で元厚生事務次官やその家族が相次いで襲われた事件で警視庁は22日夜、「元事務次官を殺した」と言って出頭した男が事件に関与した疑いがあるという見方を強めました。
警視庁は男が血のついたナイフを持っていたことなどからまもなく銃刀法違反の疑いで逮捕し連続殺傷事件について調べることにしています。
22日夜9時20分頃、東京・霞が関の警視庁に男が車で出頭し警備に当たっている警察官に「元事務次官を殺したのは自分だ」と話しました。警視庁の調べに よりますと男は血の付いたものを含むナイフ数本を持っているということです。また、車の中には段ボール箱のようなものがあったということです。男は住民票 をもっており、自分の名前を「コイズミツヨシ」と名のり46歳だと話しているということで、身長は1メートル60センチくらいだということです。また男が 乗ってきたのは軽乗用車で埼玉県の川越ナンバーのレンタカーだということです。これまでの調べから警視庁は男が東京と埼玉で元厚生事務次官やその家族が相 次いで襲われた事件に関与した疑いがあるという見方を強めています。警視庁は男が血の付いたナイフを持っていたとして現在、銃刀法違反の疑いで逮捕状を請 求中で、まもなく逮捕して連続殺傷事件について調べることにしています。
テロとも称されたこの事件に出頭者が現れ事件に進展がありました。
逮捕状もまもなく発行され、事件の解決に向けて動き出しました。
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