東京・町田市の病院で入院患者のお年寄り3人が死亡したインフルエンザの集団感染について、東京都は、病棟内の湿度が十分に保たれていなかったことが、感染が拡大した要因の1つになった可能性もあるとみて、詳しく調べることにしています。
東京・町田市の高齢者医療を中心とする「鶴川サナトリウム病院」では、今月3日以降インフルエンザの感染が広がり、77歳、85歳、100歳の女性患者3 人が死亡しました。インフルエンザへの感染は18日も新たに5人確認され、これまでに入院患者82人と職員24人のあわせて106人に上っています。病院 によりますと、職員の感染が確認されて以降、今月6日には1つの病棟で入院患者の感染が確認され、6日後の12日には、7つの病棟まで拡大したということ です。東京都などによりますと、病院は保健所に対して室内の湿度を15%から25%位と伝えており、14日の都の立ち入り調査でも、部屋によってはぬれた タオルが掛けられていたものの、加湿器はなかったということです。インフルエンザの感染予防には、室内の湿度を50%から60%に保つことが有効だという ことで、東京都は、病棟内の湿度が十分に保たれていなかったことが感染を拡大した要因の1つになった可能性もあるとみて、経緯を詳しく調査することにして います。
インフルエンザの集団感染は高齢者にとっては非常に危険なウイルスです。病院側の管理の不備とはいえ、約35種ものインフルエンザに対して今後どのように対策を練っていくことが出来るのかが問題となっています。
日ごろの健康管理も大事ですが、薬品の処方の的確な対応も必要とされています。
医療のNEWSブログ ニュースブログ
映画の情報 | エコの情報 | データ復旧・データ復元 | 音楽の情報 | Apple
PR