白毛馬初のG1制覇を狙ってジャパンダートダービーに出走する予定だったユキチャン(牝3、後藤)がレース当日の9日、じんましんのため競走除外となっ た。午前11時、美浦トレセンで馬運車へ積み込まれる際に担当厩務員が異変に気付き、後藤師が症状を確認して出走を断念した。「全身の皮膚がボコボコして いるような症状。じんましんは体を動かすと広がる。輸送前にこれでは無理。(出否を)悩むような状況ではなかった」(同師)。以前から皮膚に敏感な面が あったが、それとは違う症状だという。ストレスなど内面的なものか、敷料・牧草などの外的な要因か、明確な理由は分かっていない。
今後については状況を見て判断される。スパーキングレディーC(統一G3、ダート1600メートル、16日=川崎)にも登録されていたが、南関東4場の規 定(出走取り消し、競走除外になった馬は次開催には出走できない)により出走は不可能。後藤師は「このまま放牧に出すか、馬房のある札幌競馬場に移動することになるか」と思案する。「じんましんは体力がある馬ならすぐに治る」。順調に回復すれば、札幌シリーズか8月14日旭川のブリーダーズGC(統一G2、ダート2300メートル)への出走もありそうだ。
前にもお伝えした白毛馬のユキチャンが、残念ながらG1のレースに出走できなくなってしまいました。白毛馬初のG1制覇へ向けて、ファンは期待が大きかっただけに非常に残念です。
しかし、怪我をしたわけではなく、体調は回復しますし、次走以降、来年も元気に快速を飛ばしてくれることを心待ちにしています。
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