鳥取市内の男性会社員(25)と男性学生(21)が新型インフルエンザに感染したと発表した。県内の感染者は7人目。同市で5人目。
会社員は14日にシンガポールから関西国際空港に到着。県内在住の同行者2人と自家用車で帰宅した。15日朝から38度台の熱があり、同日、市内の医療機関で受診。簡易検査で陰性と診断されたが、翌日になっても熱が下がらないことから16日に別の医療機関で受診したところ陽性だった。17日にPCR(遺伝子増幅)検査で新型インフルエンザと確認された。家族や同行者には症状は出ていないという。
学生は14日、ヨーロッパから成田空港に到着。新幹線などを使って15日に帰宅した。16日は友人宅などを訪問し、同日夜になって熱が出た。17日に感染が確認された。同居家族2人と訪問を受けた友人2人に症状はないという。
新型インフルエンザの話題は日に日に少なくなってきているが、勢力は相変わらず、人から人への感染が続いている。秋から冬にかけての第2次の流行も懸念されるが、突然変異でタミフルの効果が効かないようなさらに新型へと移り変わってゆくなら、この病気は非常に危険といえる。
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