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東京・八王子市の駅ビルの中にある書店でアルバイト従業員と客が包丁で刺され、従業員の女性が死亡した事件で、逮捕された男は「家族と仕事のことでトラブ ルがありむしゃくしゃしていた」と供述していますが、父親や職場の上司の話からはトラブルなどは確認できておらず、警視庁は犯行の動機をさらに調べていま す。
この事件は、22日午後9時半ごろ、東京・八王子市の京王八王子駅の駅ビルの9階にある書店で、アルバイト従業員で中央大学4年生の齊木愛さん(22)が 男に包丁で刺されて死亡し、客の21歳の女性も切られてけがをしたものです。警視庁は、市内に住む会社員、菅野昭一容疑者(33)を殺人未遂の疑いで逮捕 して取り調べるとともに、23日夕方、自宅を捜索しました。これまでの調べに対して、菅野容疑者は「仕事がうまくいかず、親に相談したが乗ってくれなかっ た。むしゃくしゃして誰でもいいので無差別に殺そうと思った」と供述し、「家族と仕事のことでトラブルがあった」とも供述しているということです。一方 で、菅野容疑者の父親は、NHKなどの取材に対し「5年ほど前に家を出てからはたまにしか会っていなかった。仕事の悩みやトラブルはまったく聞いたことが ない」と話しています。また、ことし5月から勤めている市内の板金加工工場の上司は「勤務中に手に大けがをして仕事を休んでいるが、9月には復帰できる見 通しで、不満を持っているようには見えなかった」と話しています。警視庁は、犯行につながるような動機がなかったかどうか家族などから事情を聞いてさらに 調べを進めています。

動機が不明瞭な無差別殺傷事件となりました。もしもこれが、犯人の供述の通り、仕事や家族に不満を持っていたのであれば社会的な立場としてのストレスを他人に向けた結果ですが、そうでなければ、今日事件が多発している背景として見受けられる、自分の存在を社会に示すといいう目的が考えられ、今後も同様な犯罪が起こる可能性、危険性も出てきます。非常に重大な問題として、現代の犯罪が浮き彫りにされたといっても過言ではないのかもしれません。
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愛知県の東名高速道路バスジャックをしたとして山口県宇部市に住む14歳の中学2年生の少年が逮捕された事件で、宇部市教育委員会が17日、記者会見し、少年が同じ学校の生徒から金を借りようとして学校から注意を受けていたことを明らかにしました。
会見によりますと、少年は、事件の前に10万円を集めようと、同じ学校の生徒に借金を申し込んでいたということで、生徒の保護者から学校に相談が寄せられ ていました。少年は、学校から注意を受けましたが、友人などによりますと、15日にも「大金が欲しい。金を貸してくれ」と相談してきたということです。宇 部市教育委員会は、「金の使いみちについては本人に確認できていないので、はっきりしたことは言えない」と話しています。

バスジャックの事件についてはこのブログでは初めてですが、少し前に起きた、2000年西鉄バスジャック事件の少年を思い出します。このときは刃物でさされた女性が1人亡くなりました。大変痛ましい事件でした。しかし今回は少し生活の環境や周囲の人との触れあいも違うようです。(過去の記事)
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北朝鮮の観光地クムガン山で韓国人客が北朝鮮軍の兵士に銃撃され死亡した事件で、女性が銃撃を受けた海岸に設けられていたフェンスが、海岸側で約 30メートル程度、途切れていたことがわかり、韓国のメディアは女性が気付かずに立入禁止区域に入った可能性があると伝えています。

この事件は、今月11日の早朝北朝鮮の観光地・クムガン山で、53歳の韓国人女性が海水浴場付近を散歩中、北朝鮮軍兵士の銃撃を受けて死亡したものです。 北朝鮮側は、旅行会社を通じて「女性が海岸沿いのフェンスを越えて軍の立入禁止区域に入り、警告に従わず逃げたため発砲した」と説明し、事件の責任は 韓国側にあると主張しています。

一方、事件の直前と直後に撮影された写真によると、海岸のフェンスは、砂浜を完全に塞ぐものではなく、 海岸側で約30メートル程度、途切れていることがわかりました。このため韓国のメディアからは、女性が立ち入り禁止区域と気付かずに誤って中に入ってし まった可能性があり、銃撃は北朝鮮側の過剰反応だったのではないかという指摘も出ています。

この海岸の状況から、北朝鮮側の主張は大きく覆される可能性が大きいですね。
もし本当に上記のような状況下での発砲であったのならば、北朝鮮兵士の過剰反応はまず間違いなくと言って良いでしょう。簡単に民間人が入ってしまうような場所での銃殺事件では、観光地として利用客が減るだけでなく、政治的な観点からも、北朝鮮と韓国との溝は深まったといえます。
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韓国統一省によると、北朝鮮南東部の観光地、金剛山(クムガンサン)で11日午前4時半ごろ、海水浴場の周辺を散歩していた韓国人の女性観光客(53)が 北朝鮮兵士に銃で撃たれて死亡した。韓国と北朝鮮による南北共同事業として知られる金剛山観光で、韓国人観光客が銃撃を受けて死亡したのは、1998年の 事業開始以来初めて。韓国政府は、12日から事件の真相が究明されるまで、金剛山観光事業を中断すると発表した。
金剛山観光事業を行っている韓国の企業、現代峨山が北朝鮮側の説明として伝えたところによると、女性は観光区域から鉄条網を越えて、軍の警戒区域に1人で 入った。北朝鮮の兵士が停止を求めたが、女性はこれに応じず逃走した。このため兵士は警告射撃をした。しかし、女性がさらに約1キロ、集落に向かって逃げ たために銃撃したという。
女性の遺体は11日午後、韓国の江原道束草市内にある病院に運ばれた。韓国の通信社、聯合ニュースによると、検視の結果、背中などに背後から2発の銃弾を受けていた。北朝鮮側から韓国政府への事件に関する連絡はなく、現代峨山に午前9時20分ごろ、連絡が入ったという。

韓国の李明博大統領は同日開会した国会の施政方針演説で、これまでの対北強硬路線を弱め、「南北の全面的な対話の再開」を呼びかけたばかりだった。今回の 事件は早くもそれに水を差すかたちとなった。青瓦台(韓国大統領府)によると、李明博大統領は事件について、「国民が犠牲になったことをとても残念に思 う」と哀悼の意を表するとともに、政府の関係部署に徹底した真相糾明を指示した。
金剛山観光は南北経済協力事業として、1998年11月に開始。これまで観光に参加した韓国人の事故死や病死はあったが、銃撃による死亡は初めて。昨年末に始まった北朝鮮南部の古都、開城への観光事業や開城工業団地の運営は引き続き実施されるという。

大変痛ましい事件が起こりました。観光客である韓国人女性を北朝鮮兵士が射殺するというものです。これは確かに観光客であった女性が、金網で区切られている立ち入り禁止区域に侵入してしまうという、間違いを犯したものの、威嚇射撃によって民間人がパニックに陥る可能性が非常に高い中、走って逃げている、しかも女性を射殺したのです。
女性には確かに非ががあったことは事実ですが、この事件をきっかけに、南北の朝鮮がまたお互いに距離をとり、政治的にも緊迫した状況になることは容易に想像がつきます。
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奈良県大和郡山市の会社員男性(51)が自宅で殺害された事件で、殺人容疑で逮捕された長男(18)が郡山署に出頭する前に奈良市内のインターネットカ フェに立ち寄り、未成年のため入店を断られていたことが1日、分かった。長男は「夜が明けてから出頭しようと思った」と供述しているといい、同署は立ち寄 り先にネットカフェを選んだ理由などについて、慎重に調べを進めている。
調べでは、長男は27日午前1〜3時に男性を殺害した後、ミニバイクで自宅を出て、同3時35分ごろ、郡山署に出頭した。長男が家を出た時間について、次男(15)は「2時から2時半の間だったと思う」と話しており、同署がその間の足取りを調べていた。
その結果、長男の供述などから、いったん奈良市内のネットカフェに立ち寄っていたことが判明。ただ、掲示板サイトの書き込みなどが目的とは話しておらず「時間をつぶそうと思った」と述べているという。
一方、長男の部屋では、机の引き出しにあった約40万円のほか、本棚にも20万〜30万円が置かれていたことが判明。長男は「自分で稼いだもの」と話しているといい、出頭時も数万円を所持していたという。

警察に出頭する前に時間が必要と言っていますが、何が目的だったのか、早くはっきりとしたいものです。
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秋田県八峰町(はっぽうちょう)峰浜目名潟杉沢、無職、鈴木喜市さん(93)方で28日朝、家族3人が死亡しているのが見つかった事件で、両手首を負傷し 病院に運ばれた長男の無職、喜造さん(65)が「おれがやった」と供述していることが分かった。県警は回復を待って殺人容疑で事情を聴く。
調べでは、鈴木さんは4人家族。死亡したのは鈴木さん、喜造さんの妻千代子さん(65)と長男幸治さん(39)の3人で、それぞれ自室で倒れていた。頭などに殴られたような傷があり、室内に血のついたハンマーが落ちていた。
付近住民によると、喜造さんは関東地方で通年の出稼ぎ労働をしていたが、千代子さんの病気が悪化。千代子さんが世話をしていた鈴木さんも足腰が悪いため、 2月ごろ実家に戻った。本人も持病があったという。家族を知る人は「父親や妻、それに自分の病気で将来を悲観したのでは」と話した。
また、千代子さんが以前働いていた同県能代市内の飲食店従業員は「千代子さんは明るく面倒見の良い人だったが、最近は具合が悪かった。みんな優しそうな家族だったのに」と言葉を詰まらせた。

悲しい結末を迎えた事件です。もしこの事件の動機が病気について将来を悲観したものならば、情状酌量の余地は十分に見られるでしょう。しかし、心中しようという考えにいたってしまう生活環境の問題があるからこそ、起こってしまった事件なのではないでしょうか。同じような生活が苦しい方々はたくさんいらっしゃるでしょう。そんな人たちを手助け出来る、行政や社会の在り方が問われているのではないかと思います。
事件

奈良県大和郡山市の住宅で、この家に住む51歳の会社員が殺害された事件で、逮捕された17歳の長男は父親を殺害したことを認める一方で、動機については「言いたくない」と話していることがわかりました。
この事件は、27日午前3時半ごろ、奈良県大和郡山市に住む17歳の無職の少年が「父親を殺した」と警察に出頭し、自宅1階の居間で、少年の父親で51歳 の会社員が頭から血を流して死亡しているのが見つかったもので、警察は少年を殺人の疑いで逮捕しました。
父親の頭や首には切りつけられたり刺されたりした 複数の傷があり、寝ているところを襲われたとみられています。また、自宅の玄関からは長さ70センチの「おの」が、2階の少年の部屋からは刃渡り20セン チのサバイバルナイフが見つかっています。調べに対し、少年は「おので頭をたたいた。ナイフで首を刺した」と殺害を認めるとともに、2つの凶器については 「以前に自分で買った」と供述していることがわかりました。また、少年は「後悔している」と話す一方で、動機については「言いたくない」と話しているとい うことで、警察は犯行の詳しい状況や動機について調べています。

少年犯罪における生みの親の殺人事件は、悲しいことに今日までもたくさん起こっています。
動機に関して注目されるところですが、今の時代の犯罪が昔と比べて変化してきていることは目に見えて明らかです。どうかこういったことのない社会にしていきたいものです。
犯罪・事件のNEWS・ニュース

埼玉県深谷市内の暴力団組員の男(60)が生活保護費を市から不正に受給していた疑いがあり、市が生活保護法違反容疑で埼玉県警に告発していたことが分 かった。群馬県北部の温泉地にある医療機関まで約100キロの道のりをタクシーで通院したとして料金を請求するなど、妻(44)と2人の受給額は約 1800万円に上るとみられている。
関係者によると、組員は07年10月、群馬県北部の医療機関で診察を受けたとして、自宅からの往復のタクシー代十数万円を生活保護費に含めて受け取っていたという。同月、県の監査で不正受給の疑いが発覚した。
生活保護を巡っては厚生労働省が06年3月、暴力団員に生活保護を支給しないよう通達を出し、暴力団員と疑われる者について、自治体が警察から情報提供を求めるよう指導していた。県警は、深谷市が組員に生活保護を支給してきた経緯も解明する方針。
北海道滝川市では07年11月、暴力団関係者が介護タクシーによる通院費約2億円を不正受給していたとして逮捕され、今月25日に懲役13年の実刑判決を受けている。

この事件は、本当に生活保護法が適用されうる人々に対して非常に憤慨であります。
せっかくの生活保護法を大切にしていきたいものです。

部下の女性に執拗(しつよう)にメールを送ったとしてストーカー規制法違反の罪で起訴された宇都宮地裁判事、下山芳晴被告(55)について、最高裁が罷免 訴追を請求した問題で、国会の裁判官訴追委員会(臼井日出男委員長)は23日、調査小委員会を開き、臼井委員長ら3人を7月中旬までに派遣し、下山被告を 事情聴取する方針を決めた。
調査小委はこのほか、刑事事件の記録を取り寄せるため、裁判所か検察に調査嘱託することも決定。臼井委員長は「メールの内容や本人の態度などについて調査した後、事実に基づいて粛々と進めていきたい」とした。
また、下山被告の訴追請求が国民から6件出ているという。
訴追委は今後、調査を進め、国会の裁判官弾劾裁判所に訴追するかどうかを判断する。弾劾裁判所で罷免判決が出れば、平成13年に児童買春事件で有罪が確定した元東京高裁判事以来、6人目となる。
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ストーカー被害にあった方は、信じられいことでしょう。
現職の判事が行った犯罪は、重罪に値します。
少なくとも法の下に裁きを下す人間がこんな事件を起こすこと自体が非常に問題なのではないでしょうか?

東京・秋葉原の無差別殺傷事件で、殺人未遂の現行犯で逮捕された静岡県裾野市、派遣社員、加藤智大(ともひろ)容疑者(25)とみられる人物が今年4月、 携帯電話サイトの掲示板に「歩行者天国にトラックで突っ込みたい」と書き込んでいたことが10日、分かった。容疑者は警視庁万世橋署捜査本部の調べ に、交差点にトラックで進入したとき「信号は赤だった」と供述。時速40キロ程度のスピードを出しており、捜査本部は加藤容疑者がサイト内で吐露していた “無差別殺人計画”を実現させるため、明確な殺意を抱いて犯行に及んだとみて裏付けを進めている。

司法解剖の結果、死亡した7人のうち、東京情報大2年の川口隆裕さん(19)▽東京電機大2年の藤野和倫さん(19)▽無職の中村勝彦さん(74)-の3人は、トラックにはねられ、即死状態だったことが分かった。

加藤容疑者は「信号は赤だった。人を何人かはね、(トラックを降りた後)お巡りさん(万世橋署の53歳の男性警部補)を刺したことまでは覚えている」と 新たに供述。捜査本部は、警部補のそばに落ちていたペティナイフを押収したが、加藤容疑者は「靴下に挟んでいた。逮捕されたときも、落としたことに気づか なかった」と説明、犯行途中から放心状態だったとみられる。

調理師の松井満さん(33)▽無職の小岩和弘さん(47)▽東京芸大4年の武藤舞さん(21)▽会社員の宮本直樹さん(31)-の4人はいずれも、腹部などを殺傷能力の高いダガーナイフで一突きされたことによる失血死だった。

過去の凶悪事件へリンク

人ごみの中の恐怖、これは防ぐことのできない凶悪犯罪でした。
どうしてこんなに簡単に人を殺すことができるのだろうか。
死刑がなくなれば良いとは簡単にはいえません。
殺された人たちの一生をこんな間単に終わらせてしまう世の中のままで良いはずがありません。

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